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  • 2.3.15 Windows 上の MySQL と Unix 上の MySQL の比較

2.3.11. Windows のサービスとして MySQL を起動する

NT ファミリー (Windows NT、2000、XP、2003) を使用する場合、MySQL を Windows のサービスとしてインストールることをお勧めします。サービスでインストールすると Windows の起動および停止と共に MySQL を自動的に起動、停止できます。MySQL サーバをサービスとしてインストールすると NET コマンドを使用してコマンドラインから、あるいはグラフィカル Services ユーティリティで管理することもできます。

Services ユーティリティ (Windows Service Control Manager) は Windows のコントロール パネル (Windows 2000、XP、および Server 2003 の 管理ツール に) にあります。衝突を避けるために、サーバのインストールの際にServiceユーティリティを閉じるか、またはコマンドラインからオペレーションを削除するようお願いします。

MySQL を Windows のサービスとしてインストールする前に、現在のサーバが以下のコマンドを使用している場合には最初に現在のサーバを停止する必要があります。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin\mysqladmin" -u root shutdown

注:MySQL の root ユーザーアカウントにパスワードが設定されている場合、mysqladmin を -p オプションで実行し、プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

このコマンドは MySQL 管理ユーティリティ mysqladmin を実行してサーバに接続し、サーバをシャットダウンします。そのコマンドは MySQL に root ユーザーとして接続します。それは MySQL のグラント システムのデフォルトの管理アカウントです。MySQL のグラント システムのユーザーは Windows のログイン ユーザーとは全く別のものです。

サーバをこのコマンドを使用してサービスとしてインストールします。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin\mysqld" --install

サービスのインストール コマンドはサーバは起動しません。その件は後ほどこの項で説明します。

MySQL プログラムを容易に実行するには、MySQL bin ディレクトリのパス名を Windows システムの PATH 環境変数に追加します。

  • Windows のデスクトップで マイ コンピュータ アイコンを右クリックし、プロパティを選択します。

  • 次に 高度 タブを表示されたシステムのプロパティメニューから選択し、 Environment Variables ボタンをクリックします。

  • System Variables で、パス を選択し、次に Edit ボタンをクリックします。システム変数の編集のダイアログが表示されます。

  • カーソルを Variable Value の印のついたスペースに表示されたテキストの最後に持って行きます。(カーソルがそのスペースのテキストの一番後ろにあることを確認するには 終了 キーを使用します。)次にお客様の MySQL bin ディレクトリの完全なパス名 (例えば、C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin) を入力します。このパス名の行にはパス名を他の値から分けるためのセミコロンを使用していることにご留意ください。OK をクリックして表示されているすべてのダイアログを順番に消します。この段階でシステムのどのディレクトリからでも DOS プロンプトに MySQL の実行プログラム名を入力してすべての My SQL 実行プログラムを呼び出すことができます。この実行プログラムにはサーバ、mysql クライアント、および mysqladmin 並びに mysqldump などのすべての MySQL コマンドライン ユーティリティが含まれています。

    同じマシンで複数の MySQL サーバを動作させている場合には MySQL bin ディレクトリを Windows PATH に追加することはできません。

警告:システム PATH を手動で編集する際には最大限の注意が必要です。既存の PATH の値の一部でも間違って削除したりあるいは変更したりすると誤動作を引き起こしたりあるいはシステムが使用できなくなったりする場合があります。

サービスをインストールする際に以下の引数を MySQL 5.1 で使用できます。

  • --install オプションの後に直ぐにサービス名を指定できます。デフォルトのサービス名は MySQL です。

  • サービス名を入力すると、一つのオプションで操作できます。操作手順では、--defaults-file=file_name でオプションのファイル名を指定し、そこでサーバが起動時にオプションを読み込みます。

    --defaults-file 以外の一つのオプションを使用できますが、あまりお勧めできません。--defaults-file は名前付けオプション ファイルにサーバの複数の起動オプションを指定できるのでさらに柔軟です。

  • サービス名の後に --local-service オプションも指定できます。これによりサーバをシステム権限の制限付き LocalService Windows アカウントを使用して起動できます。このアカウントは Windows XP あるいはそれ以降のみ利用できます。--defaults-file および --local-service は両方ともサービス名の後に続きます。順序は帰られます。

MySQL サーバを Windows のサービスでインストールした場合、サーバが使用するサービス名およびオプション ファイルは以下の規則で決められます。

  • サービス インストールのコマンドがサービス名あるいはデフォルトのサービス名 (MySQL) を --install オプションの後に指定しない場合、サーバは MySQL のサービス名を使用し、標準のオプション ファイルの [mysqld] グループのオプションを読み込みます。

  • サービス インストールのコマンドが MySQL 以外のサービス名を --install オプションの後に指定して場合、サーバはそのサービス名を使用します。サービスとして同じ名前を持つグループからオプションを読み込み、標準のオプション ファイルからオプションを読み込みます。

    サーバはまた標準のオプション ファイルの [mysqld] グループからオプションを読み込みます。これによりすべての MySQL サービスで使用されるオプション、およびそのサービス名でインストールしたサーバがサービスとして同じ名前を持つオプション ション グループに [mysqld] グループを使用できます。

  • サービス インストールのコマンドがサービス名の後に --defaults-file オプションを指定すると、サーバは名前付けファイルの [mysqld] グループのオプションのみを読み込み、標準のオプション ファイルは無視します。

さらに複雑な例として、以下のコマンドがあります。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin\mysqld"
          --install MySQL --defaults-file=C:\my-opts.cnf

ここでは、デフォルトのサービス名 (MySQL) は --install オプションの後に表示されます。--defaults-file オプションが指定されない場合、このコマンドよりサーバが標準のオプション ファイルから [mysqld] グループを読み込みます。しかし、--defaults-file オプションが指定されているので、サーバは [mysqld] オプション グループのオプションを、名前付けファイルのみから読み込みます。

MySQL サービスを実行する前に Windows の Services ユーティリティでスタート パラメータとしてオプションを指定すとこともできます。

MySQL サーバをサービスとしてインストールすると、Windows が起動されるたびにサービスが自動的に実行されます。サービスを Services ユーティリティで、あるいは NET START MySQL コマンドを使用して直ぐに実行することもできます。NET コマンドはケースセンシティブではありません。

サービスとして起動する場合、mysqld はコンソール ウインドウにアクセスしないのでメッセージは表示されません。mysqld が起動しない場合、エラーログにサーバが記載したその問題の原因を知らせるメッセージがないか確認します。エラーログは MySQL データ ディレクトリ (例えば、C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\data) にあります。.そのファイルは .err の接尾辞が付いたファイルです。

MySQL サーバをサービスとしてインストールして、サービスを実行しているときに、Windows がシャットダウンすると Windows が自動的にサービスを停止します。そのサーバを Services ユーティリティ、NET STOP MySQL コマンド、あるいは mysqladmin shutdown コマンドを使用して手動で停止することもできます。

サービスがブート プロセスで自動的に実行されないようにサーバをマニュアル サービスとしてインストールすることもできます。これには --install オプションではなく --instal-manuall オプションを使用します。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin\mysqld" --install-manual

サービスとしてインストールしたサーバを削除するには、起動中の場合にはそれを最初に NET STOP MySQL を実行して停止します。次に --remove オプションを使用してそれを削除します。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin\mysqld" --remove

mysqld をサービスで稼動させていない場合は、コマンドラインでそれを起動できます。その手順は、項2.3.10. 「MySQL の Windows のコマンドラインからの起動」 を参照してください。

インスとレーションで問題があった場合には、項2.3.13. 「Windows への MySQL インストールにおけるトラブルシューティング」 を参照してください。

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