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  • 4.4.4 Instance Manager のユーザとパスワード管理
  • 4.4.5 MySQL サーバ インスタンス ステータスの監視
  • 4.4.6 MySQL Instance Manager へ接続
  • 4.4.7 MySQL Instance Manager のコマンド

4.4.1. MySQL Instance Manager コマンド オプション

MySQL Instance Manager は数多くのコマンド オプションをサポートしています。簡単な例として、--help オプションで、mysqlmanager を呼び出します。オプションはコマンドラインまたは Instance Manager 設定ファイルで指定します。Windows では、Instance Manager をインストールしたディレクトリのmy.ini が標準設定ファイルです。Unix では、/etc/my.cnf が標準設定ファイルです。異なる設定ファイルを指定するには、Instance Manager を --defaults-file オプションで立ち上げてください。

mysqlmanager は次のリストで説明しているオプションをサポートします。パスワード ファイルでエントリを管理するオプションに関しては、項4.4.4. 「Instance Manager のユーザとパスワード管理」 で説明しています。

  • --help, -?

    ヘルプ メッセージを表示し、終了。

  • --add-user

    新規ユーザをパスワード ファイルに追加する。--username オプションで指定する。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --angel-pid-file=file_name

    エンジェル プロセス (angel process) がプロセス ID に記録するファイル。mysqlmanager がデーモン モードで実行になるときのこと。(すなわち、--run-as-service オプションを与えた場合。) デフォルトのファイル名は mysqlmanager.angel.pid。

    --angel-pid-file オプションを与えない場合、デフォルトのエンジェル PID ファイルは、PID ファイルと同じ名前。ただし、PID ファイルの拡張子は、.angel.pid の拡張子と置換。(例: mysqlmanager.pid は mysqlmanager.angel.pid となる。)

    (MySQL 5.1.11 での追加)

  • --bind-address=IP

    バインドする IP アドレス。

  • --check-password-file

    パスワード ファイルの正当性 (validity) と整合性 (consistency) をチェックする。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --clean-password-file

    パスワード ファイルからすべてのユーザをドロップする。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --debug=debug_options, -# debug_options

    デバッグ ログを書き込む。debug_options 文字列は、'd:t:o,file_name' というのが通常。(MySQL 5.1.10 での追加)

  • --default-mysqld-path=path

    MySQL Server バイナリのパス。このパスは、設定ファイルのサーバ インスタンス セクションすべてに使用する。この設定ファイルには mysqld-path オプションがない。デフォルトではコンパイル時のパス。これは、MySQL 配布がどのように設定されたかによる。次はその例。--default-mysqld-path=/usr/sbin/mysqld

  • --defaults-file=file_name

    Instance Manager と MySQL Server のセッティングを任意のファイルから読み込む。Instance Manager による設定変更のすべてがこのファイルに書き込まれる。これを使用するときには、コマンドラインで最初のオプションにし、ファイルは存在している必要がある。

    このオプションを使用しない場合、Instance Manager は標準の設定ファイルを使用する。Windows では、Instance Manager をインストールしたディレクトリの my.ini ファイル。Unix では、 /etc/my.cnf が標準ファイル。

  • --drop-user

    新規ユーザをパスワード ファイルからドロップする。--username オプションで指定する。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --edit-user

    パスワード ファイルの既存ユーザ エントリを変更する。--username オプションで指定する。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --install

    Windows では、Instance Manager を Windows のサービスとしてインストールする。サービス名は MySQL Manager。

  • --list-users

    パスワード ファイルのユーザをリストする。(MySQL 5.1.12 に追加)

  • --log=file_name

    Instance Manager のログ ファイルのパス。--run-as-service オプションを与えない限り、このオプションの無効。このオプションで指定するファイル名が相対的である場合、ログ ファイルは Instance Manager を立ち上げたディレクトリ下での作成となる。特定のディレクトリで作成できたかどうかを確かめるには、これをフル パスで指す。

    --run-as-service を --log なしで与えた場合、ログ ファイルはデータ ディレクトリの mysqlmanager.log になる。

    --run-as-service を与えない場合、ログ メッセージは標準出力へ行く。ログ 出力を獲得するには、Instance Manager 出力をファイルにリダイレクトする。次はその例。

    mysqlmanager > im.log
    
  • --monitoring-interval=seconds

    サーバ インスタンス監視のインターバル (秒)。デフォルトでは、20 秒。Instance Manager は監視対象 (ガード) のインスタンスのそれぞれとの接続を試行するときに、存在していない MySQL_Instance_Manager ユーザ アカウントを使用して、バイタルがあるかどうかをチェックする。接続試行の結果がインスタンスにバイタルがないことを示す場合、Instance Manager はインスタンスを再起動する前に、この試行を何度か実行する。

    通常、MySQL_Instance_Manager アカウントは存在しないため、Instance Manager の接続試行は、監視しているインスタンスから次のようなメッセージをクエリ ログに生成する。

    Access denied for user 'MySQL_Instance_M'@'localhost' »
        (using password: YES)
    

    適切なサーバ インスタンス セクションにある nonguarded オプションが特定のインスタンス監視を無効にする。起動してからインスタンスが動かない場合は、Instance Manager はそれを再起動しません。SHOW INSTANCES などで、インスタンスのステータスを要求しない限り、Instance Manager はガードなしのインスタンスとの接続を試行します。

    詳細は、項4.4.5. 「MySQL サーバ インスタンス ステータスの監視」を参照してください。

  • --mysqld-safe-compatible

    mysqld_safe に準拠するマナーで実行。詳細は、項4.4.3. 「MySQL Instance Manager で MySQL Server の起動」 を参照してください。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --password=password, -p password

    パスワード ファイルに、エントリを追加する、また変更するときのパスワードを指定する。これまでの MySQL プログラムの--password/-P オプションとは異なり、パスワードは必須です。オプションではありません。(MySQL 5.1.12 での追加)

  • --password-file=file_name

    Instance Manager がユーザとパスワードを探すファイルの名前。Windows では、 Instance Manager をインストールしたディレクトリの mysqlmanager.passwd がデフォルト。Unix では、/etc/mysqlmanager.passwd がデフォルト ファイル。

  • --pid-file=file_name

    プロセス ID ファイル。Windows では Instance Manager をインストールしたディレクトリの mysqlmanager.pid ファイルがデフォルト。Unix では、データ ディレクトリの mysqlmanager.pid がデフォルト。

  • --port=port_num

    クライアントからのTCP/IP 接続に使用するポート番号。デフォルトのポート番号は、IANA 割り当ての 2273。

  • --print-defaults

    現在のデフォルトを出力し、終了。このオプションを使用するときは、コマンドラインの最初に置く。

  • --print-password-line

    パスワード ファイルへのエントリを準備し、標準出力を表示し、終了する。Instance Manager の出力をファイルへリダイレクトして、そのファイルに保存できる。

    MySQL 5.1.12 前のこのオプションの旧称は --passwd である。

  • --remove

    Windows 環境で、Windows サービスとしての Instance Manager を取り除く。これは、Instance Manager が以前に --install オプションで稼動していたことを前提とする。

  • --run-as-service

    Unix 環境で、デーモン化して、エンジェル プロセスを開始する。エンジェル プロセスは Instance Manager を監視し、クラッシュしたときに、再起動する。エンジェル プロセス自体はシンプルで、クラッシュすることはあまりない。

  • --socket=path

    Unix 環境で、着信する接続に使用するソケット ファイル。デフォルトは /tmp/mysqlmanager.sock 。このオプションは Windows では無意味。

  • --standalone

    Windows で、Instance Manager をスタンド アローン型として稼動するときに使用する。これを指定するときは、Instance Manager をコマンドラインから立ち上げる。

  • --user=user_name

    Unix 環境で、mysqlmanager コマンドを起動実行するときに使用するシステム アカウントのユーザ名。このオプションは警告を出すが、root または名前をつけたユーザで mysqlmanager を立ち上げる場合 (有効なユーザ ID に変更する) を除いて、効果がない。mysqld サーバを実行するときと同じアカウントを使用している場合に、mysqlmanager を組み込むことを推奨。(ここの 「ユーザ」 とは、システム ログインのときのアカウントのことで、権限テーブルの MySQL ユーザのことではない。)

  • --username=user_name, -u user_name

    パスワード ファイルに追加または変更するエントリのユーザ名を指定する。(MySQL 5.1.12 に追加)

  • --version, -V

    バージョン情報を表示して、終了する。

  • --wait-timeout=N

    着信 (incoming) 接続でのアクティビティを閉じる前に待機する秒数。デフォルトでは 28800 秒 (8 時間)。

    MySQL 5.1.7 で追加した。以前は、このタイムアウトは 30 秒で、変更不可だった。

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